自分の彼女にセフレがいたことを許せる?

今回は久々の男性のケースです。
自分の彼女にセフレがいたという内容です。
では、詳しい内容を・・・・

主さんの彼女は、付き合う前に、セフレがいました。
その男が初体験の相手だったそうです。
といっても、彼女はその時その男が好きで、だけどその男には彼氏がいて付き合えなかったらしく、その時にその男から誘われて関係を結んだそうです。

主さんがそれを聞いたのは付き合って2日目でした。
問題はその男が「彼氏ではなくセフレ」だったことで
しかも、その男は同じ彼女とクラス。

その男が彼女とそういった関係を持った時、他にもそういった関係の女子がいることを知っていながら、股を開いたそうで。
主さんは聞いてとてもショックを受けました。

その男というのは、クラスでもとても明るくて、顔も整っていて、いわゆるイケメン。
主さんとしては「自分が好きになった男が彼女がいてもいろんな女に手を出しまくってるってわかっててもその「その男に抱かれたんだ」という思考になってしまい。

その事を責めてしまうこともあるそうです。
所詮は自分と付き合う前のことですし、自分にはぶっちゃけ関係のない話ということは自覚してるようですが性格上そういった行為がとても嫌いで、『軽い女』としてしか見れなくなってしまったそうです。

彼女曰く、「その時はその男が好きで、その男が自分に好きだと言ってくれたからヤった」といいますが、その時他にもいろんな女と関係を持っていたのは知っていて、それならばその男が彼女に向けた「好き」も、いろんな女に同じ事を言った、と考えてもおかしくはないことを主さは推測してます。

そこで主さんは「だったらオレが○○(彼女)と別れて、他の女と付き合ってから、オレのセフレになっても○○はそれでいいの?」と聞くと、それは嫌だと答えます。
主さんは当然それに納得がいきません。

主さんの本音としては、心のそこから彼女が大好きです。
だから、そんなことするつもりなんて毛頭ないですが、その男と同じ事をしたらそれを嫌だということに対してなにか納得ができていません。

「□□は私を思いやってくれてるから」と言われても、その男が好きだった時は、その男から思いやってもらっていると感じていたのではないのか。と思うし。
仮に思いやられていなかった、というのであれば、なぜそんな男とヤったのかと主さんは疑問になっています。

どのみち主さんの納得の行く答えは帰ってきませんでした。
ですが、彼女曰く、自分は今までの彼氏と全く違って、ほんとうに自分を大事にしてくれる良い彼氏だと言ってくれます。
本来とても嬉しい言葉なのに、そんな過去を持つ彼女にそれを言われても主さんはどうしても嬉しいとは感じませんでした。

「今までの男にも同じ事を言ってきたんじゃないのか」そういった疑問しかなかったそうです。
そして、今になって「その男と関係を持ったことを後悔している。今はその男が嫌いだ」のようなことを言っていたみたいですが後になって後悔して嫌いになるような男と関係を持つほど愚かなのか?という疑問もあrます。

けど、主さんは彼女が本当に、本当に、大好きなんだそうです。
彼女自身から納得の行く答えは何一つ返ってきていませんが
「自分に出会ったから考え方が変わって、昔の自分の行為を後悔している」と思っていると信じようとしています。
そう信じて、彼女を疑わずに、本当に、純粋に好きっていう気持ちだけで、付き合っていきたいというのが主さんの気持ちです。
けどやっぱり、その男のことを考えると不安で苛立ちもあるそうです。

友達に相談したところ「そのまま付き合っていると精神的におかしくなるよ」と言われたそうです。
ぶっちゃけそうかもしれないけれど、自分には何をどうすれば正しいのかがいまいちわかりわからないそうです。

本当に好きで好きで仕方ないのだけれど、そんな過去を持つ彼女を信用できなくて。
彼女を信用出来ないのに付き合っている意味なんてあるのだろうか?と疑問を持ってます。

彼女は、その事で自分に当たられるたびに「ごめんね、信じれない女で」「信じてもらえるように頑張るから」「本当に後悔してる、□□がよかった」「ゆっくりでいいから信じてください」など、言ってくれることもあるそうです。

主さんはを信じていいのかすらわからないです。
どうすればいいか考えていきます。

許せないとか納得できないのは自分に自信がないから

主さんに気持ちはわかります。
まあ自分の元カノも同じようなことを暴露してきました。
初体験の相手が今でいうチャラ男だけどその時はすごく好きだったので初体験を捧げたと言ってきました。

ショックはショックですけど今は自分のことが好きなのは確かなので許そうと思いました。
過去は過去なので割り切ったのもありますがこれから愛を育んでいけば問題ありません。

彼女の過去が許せないというのでしたら、受け入れられないというのでしたら、多分それまでだと思います。
どんなに好きでも、どんなに信じようとしても、多分どこかでその無理が露呈するでしょう。

自分の中で許す気がなければ、納得できなくても許したいと思う気持ちがなければ、いずれは破綻すると思います。
今それで苦しんでいるのは自分に納得ができないとか自信がないからです。

主様にとって目的は大まかに言って「俺とあの男、どっちが好きなんだ?」
について知りたい、ということなんだと思います。

「セフレでもいいからつながっていたい男」と
「セフレにはなりたくない男」では前者の方が思いが強いだろうと思い込んでいる節もああります。
でも主様は自分のほうが好きだと言われたい。
しかし主様のこの質問には、最初から正解が設定されていません。

「あなたにはたとえセフレ扱いされても捨てられたくない」と答えれば自分に対する想いはホンモノだ、と感じる一方でやっぱりコイツはこういうバカな女なんだ、と彼女を軽蔑してしまう。

「あなたとはセフレになりたくない」と答えれば以前の出来事は気の迷いであり、コイツはマトモな感覚の女だ、と思えるけどでもだったら、あの男の方が好きってことじゃないのか、と疑う。

この質問はどちらを答えても主様が納得出来ないように出来ている。
だから主様は納得できない。納得出来ないのはなぜか?
主様の質問の仕方が悪いから、に他なりません。

「俺とあの男、どっちが好きなんだ」について聞きたいならシンプルにそう聞けばいいものセフレだった過去と絡めて聞くようなことをするから彼女の貞操観念も絡めて答えを出してしまい、
質問の目的と得られる答えに対する感情とがちぐはぐになってしまう、というわけです。

これを回避するには
「俺とあの男どっちが好きなんだ」と「お前は軽い女なのかそうじゃないのか」という質問を
別個にしなければいけませんでした。

そうしない限り、主様の欲する答えは得られないからです。
逆に言えば、自分がもう少し立ち回り方を考えれば
主様の欲しい答えなど簡単に手に入りました。

彼女の覚悟も考えるべき

彼女が正直に過去のことを話したので前の相手との決別の意味もあったのではないでしょうか?
決別して主さんを選んだ。

ここで主さんがそれを責めたら本当に主さんが軽蔑するような女性に戻ってしまうのではないでしょうか?

彼女が「あなたとはセフレになりたくない」といった理由。
こちらは物凄くシンプルでしたよ。
「今が幸せです。だからずっとこのままでいたい」彼女はそう言いたかっただけです。

それを信じられないのは酷です。
主さんも信じようとしていることは理解できます。

しかし、自分の受け入れられない自分、に苛立って彼女に八つ当たりをしているように感じます。
彼女に逃げ道のない質問をし、彼女に非を作ることで
自分を正当化しようとしています。

彼女は知ってか知らずか主様の期待に十分に答えている。
ちゃんと自分を責め、反省し、根気強く「あなたが好き」と
伝え続けている。

全てが望み通りなのになぜ苦しいか理解できません。
すぐに信用する必要はありませんが彼女の覚悟も考慮すべきだと思います。

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