恋愛の心構え

相手を知り、自分を知る

恋愛で大切なのは相手のことも自分のことも考えることです。
自分のことばかり考えて相手の気持ちを考えていなければ一緒になれる可能性は低くなります。
逆に相手のことを考えすぎて自分を見失ったり、自分が自分でなくなってしまえば本当の恋愛ではありません。
何も考えずにただ時を過ごしている場合は問題外です。

そうならないために相手を知り、自分を知ることです。
そんなことわかってると思いながらも失恋をしてしまう。
それは「たぶん・・・だろう」「きっと大丈夫」という思い込みと希望的観測に頼ってしまうからです。

相手は不満を抱いた時、口に出してくれるとは限りません。
それはなぜかというと「言わなくても気がついてくれる」という希望を持っているからなのです。
それでも何もしないわけではなく、時々サインを出しています。

何も言ってなく、普段どおりだから大丈夫だろうと思ってると落とし穴にはまります。
相手の微妙な変化を知ること、自分に不誠実なことがあったかを知ることが大切なのです。

逆のパターンでも同じです。
言わなくても気がつくと思っていたら大間違いです。
以外と気が付かないものです。

主観性、一面性で恋愛をするのは危険です。
目の前だけでなく、全体を見ることが必要なのです。
木を見て森を見ずと言った方がわかりやすいかもしれませんね。

そうならないためには洞察力を磨くことが大切ですが、あまり考えすぎてしまうのも考え物です。
楽しいこともつらいことも全て日記を書いたりして一日一日を軽く振り返ってみるのもいいかもしれません。
洞察力は自然に磨けると思います。

行き時、退き時

早いもの勝ちという言葉をよく聞きます。
しかし、それを常に行っていたら危険です。
若いうちはそれを気にせず、バンバン行ったほうがいいでしょう。
失敗したとしてもそれが生きるわけですしね。

社会人の場合だとそうはいきません。
学生と違って出会いのチャンスは少ないです。
チャンスが少ないだけに玉砕覚悟で行きがちです。

チャンスが少ないからこそ慎重さが肝要です。
やみくもに行って付き合えたとしても付き合ってからが大変です。
お互い信頼しあった形で付き合うのが最上なのです。

見込みがないと思ったら退くのです。
退くといっても諦めるのではなく、見込みが上がるように練り直すのです。
そして機会を見てまた再チャレンジするのです。

相手を好きなら見込みがなくても諦めず、粘るのが肝要です。
玉砕するのはいつでも出来ます。

見切り時

今度は見切り時です。
前項を見ると短期アタックよりも長期の方がいいように見えます。
しかし、長期プランがいいとは限りません。

相手が貴方にある程度好意を持っていればいいかもしれません。
逆に好意を持っていなかった場合は、あまり長びくと不快感を持つ恐れがあります。
今はストーカーという恐ろしい武器がありますからね。

自分自身も精神的に参ってきます。
相手に不快感を与えているとわかってきたら一度見切りをつけることです。
何度か告白して返事の内容が同じなら現段階では見込みはありません。

また、恋人とケンカをしている場合も同じです。
ケンカは長期化させてはなりません。
そもそも個人のケンカの場合は勝つためのものでなく、お互い理解するためのものなのです。

ケンカをするのは悪いことではありません。
したらしたらで短期間で終わらせて長引かせないことです。
長くなると愛情から恨みに変わる恐れがあり収拾つきにくくなります。

仮にケンカに勝ったとしてもお互いしこりが残ります。
短期間で終わらすにしても相手を追い詰めないことです。
どこかで見切りをつけて短期間で終わらすのが肝要なのです。

無理のない努力

恋愛上手な方は無理なく、自然にアプローチします。
周りから見るといつの間に付き合っているというケースが多く、
そのがんばっている過程は目に付きません。

遊んでいて授業をまじめに聞いていないのに成績がいいという方を見かけませんか?
そういう方々は短い時間で無駄がない効率の良い勉強をしているのです。
逆にがんばっているところを見せている方は成績にムラがある方が多いです。

頑張りを表に出しすぎると相手が引いたり、気を抜けないというプレッシャーが出てきます。
頑張るにしても外に出さず、自然体で行きましょう。
他人から見ると頑張っているかいるかわからないくらいがちょうど良いです。

とはいえ、努力というのは必要です。
ようは努力の仕方なのです。
同じ努力するにも方向性が間違っていたらその苦労も水の泡です。

出来ないことをしようとしたり、計画性がないケースが多いです。
仮に意中の人を射止めることができたとしても、ボロが出てくる可能性があります。
そうなると真のハートを射止めたことになりません。

結果ではなく、経験を積むのならこういった方法もいいでしょう。
結果を求めるのであれば無理のない頑張りが大切です。
相手も完璧さと求めていないと思います。

気を使われすぎたら返って息苦しくなると思われます。
ある程度配慮があって誠実であればそれで十分です。
それには相手の気持ちをいかに汲み取るかですね。

努力も相手に伝わらなければ取り越し苦労です。
相手の気持ちを考え、無理のないプランを立てましょう。

綿密な仕込み

恋愛上手な方は綿密な計画を立て、予想外のことが起きても対応できるようにしています。
ただ前を向いて細かいことは気にしない恋愛も純粋でいいかもしれません。
しかし、そういった方は困難に直面したときに乗り越えることが出来ないケースが多いです。

真っ直ぐ過ぎる方ほど傷つきやすく、立ち直りが遅いのです。
そうならないためにも時には回り道をするのが大切なのです。
回り道というのは綿密な仕込をすることです。

第一は、やはり内面、外面共に磨くことです。
内面を磨くというのはすごく難しいです。
まず優しいというのは第一条件ですがそれだけでは不足です。

良い人だけど・・・というパターンを聞きます。
良い人だけど=これといったものがないということです。
優しさの他の個性(ユーモア、特技)などが必要となります。

外見ですがこれは顔とか、体型のことではないのです。
ここでいう外面とは、服装、髪型、メイク、表情のことです。
顔とか、体型を改善するというのは難しいですが、服装などはすぐに改善できます。

服装、髪型がだらしなかったらいくら顔が良くてスタイルが良くても不快感を与えます。
メイクも過剰なものは逆効果です。
顔が良くても愛想の悪い表情でしたら相手はあれ?と思います。

特に服装、髪型は重要です。
服装や髪型が変わったら周りは注目します。
そして今まで見えなかった貴方の魅力が見えるかもしれません。

第二は、相談相手、または仲を取り持ってくれる人を見つけることです。
特に仲を取り持ってくれる方がいるとすごく力強いです。
相手の親友とか、上司、先輩などがいいでしょう。

身近な人と仲良くなっておけば、相手も自然と心を開きます。
それにケンカしたときなどは第三者の発言があると冷静になります。
人の和というのは大切です。

第三は、話力です。
いくら外見と、内面を磨いても話さなくてはそれを発揮することはできません。
ここでいう話力とは口説き文句のことではありません。

いかに自分をアピールするか、相手を楽しませるかは話力にかかっています。
恋愛上級者は常に話題を拾っているそうです。
駅の社内広告、週刊誌や、デート前の下見などで話題を作っています。

このように念入りな仕込みは大切です。
真っ直ぐも純粋で良いですが、より確実性を増すならわき道を行ってみましょう。

勢いに乗る

今までは慎重さについて書いてきましたがそれだけでは不足です。
時には大胆さ、英断さが必要となります。
いかに自分を磨いてもそれを生かそうとしなければ無意味です。

いかに優れていても勢いがなくては力は1に過ぎません。
例えば大玉は置いただけでは転がりません。
押して坂道まで持っていくと勢い良く転がります。

せっかく仕込みをしてもそれを生かさなくては意味がないのです。
勢いというのは自然に作られるのもあれば、相手が与えてくれる場合もあります。
いずれにしろその勢いに乗ることが大切です。

恋愛でいう勢いとは自信がつき、気持ちに余裕がある時です。
そういう時は座して待つより行った方がいいでしょう。
逆に勢いがない、乗り逃した時は退いたほうがいいでしょう。

もう一つ勢いの意味があります。
それは相手を自分のペースに引き込むことです。
自分のペースとは、自己中心とか、相手のことを考えないことではありません。

相手の意図を汲む取り、リードしてあげることを指します。
そうなると相手もよく気を使ってくれると好意を持ちます。
ただし、度が過ぎると逆効果ですので気をつけましょう。

恋愛に形なし

恋愛は人それぞれで個性、考え方がそれぞれ違います。
あの人はこういうのが好きだけど、他の人は苦手など感性が違うのです。
ですのでセオリーばかりではだめなのです。

恋愛だけではなく、物事は正(正面)と奇(駆引き)の組み合わせです。
しかし、その組み合わせの数は決まっていなく無限です。
ですので正と奇を機械的に覚えるだけではだめなのです。

ここでいう正と奇とは、定石と応用です。
定石を知っていれば上手くいくかと思えばそうではありません。
人には人の定石があり、それが通じるとは限らないのです。

上手くいくようにするのはさらに臨機応変さが必要となります。
臨機応変を身につけるにはやはり実戦と経験です。
実戦で鍛えられることによって自然と臨機応変さが身につきます。

応用を身に着ける方法は実戦だけではありません。
それは事前調査と、人の経験を聞くことです。
実戦に比べれば効果は落ちますが実戦を身につけている時間がない時には最適です。

過去の失敗例などを聞いておく実戦と似たくらい役立ちます。
恋愛に形はありません。
形に合わせて行動し、成功する方こそ恋愛のエキスパートと言えるでしょう。

押してもだめなら引いてみる

押してもだめなら引いてみろ。
これはよく聞く言葉ですね。
これは恋愛にも言えることなのです。
まあ恋愛の場合は引くではなく、退くですね。

いくらアプローチしてもだめなときがあります。
こういう時は押しても無駄です。
そこで一回退いて相手の出方を見ているのです。

いざ退かれると相手は不安に思うことがあります。
気をつけなくてはいけないのは引くといっても振りをするのです。
決して嫉妬させようと別の人にアプローチしてはいけません。

効果はあるかもしれませんが危険がつきまといます。
浮気性じゃないかと疑われます。
退いて相手の出方を見るのです。

ケンカをしている場合も同じです。
わからせようと思って力で押しても意固地になるだけです。
いったん退くのです。
退くことによって相手もあなたも冷静になります。

逆の場合も同じです。
退いてだめなら押してみるのです。
それを使いこなすかどうかですね。

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